近年、大流行のスーパーライトジギング。
その魅力は、なんと言ってもタックルの手軽さでしょう。
ジギングと言えば、200g以上のジグをジャカジャカ巻き上げるイメージがありました。
それに比例してロッドもヘビーなものになり、なかなか敷居の高い釣りとなってしまいましたね。
スーパーライトジギングでは、40~80g程度のジグがメインですので、ロッドも非常に軽いものを使用します。
スーパーライトジギングは、ライトジギングやマイクロジギングから派生した釣りで、根魚や青物はもちろん、マダイやイサキまで釣れてしまいます。
このページでは、SLJロッド(スーパーライトジギングロッド)の選び方を解説しています。
これからスーパーライトジギングに挑戦する方は、ぜひ参考にしてみてください。
2022年に人気のSLJロッド
当サイトで人気のスピニングロッドを3つ紹介しますので、参考にしてみてください。
- キャタリナ
- オーシャンセンサー
- クロステージ
キャタリナ
遠征の飛行機やコンパクトカーで持ち運びやすい2ピースSLJモデル。釣り業界最大手のダイワ製品なので、安心して大型魚ともファイトが楽しめます。
64MLS-METAL
水深40mまでの浅場がメイン。
近海のスーパーライトジギングならこの1本で遊びつくせます。
610MS-METAL
水深60m以上の深場にも対応したモデル。
マダイや青物を意識したロングレングスモデル(2.08m)で、80g程度のジグまで背負うことも可能です。
オーシャンセンサー
クレイジーオーシャンから発売されているSLJ特化型ロッド。「誰でも手軽にジギングを楽しめる♪」をコンセプトに、リトリーブ(ただ巻き)メインの釣り方でSLJが楽しめます。
OSE-LJP S60L
軽量ジグでシャローエリアをキャストから探っていく、操作性に優れたスーパーライトジギング対応モデル。
巻くだけはもちろん、軽いアクションでアピールするのも得意で、マダイ、イサキ、根魚、青物と対象魚種もさまざま。
OSE-LJP S60ML
フルソリッドモデルでバイトを弾きにくく、しっかりとジグを操作できるオールラウンダー。
マダイから大型青物も、安定してファイトのできるトルクを兼ね備えています。
クロステージ
数あるスーパーライトジギングロッドの中で、最もコスパ抜群のロッドがこれ。「安いのに耐久性が抜群」「とりあえず本格的なロッドが1本欲しい」という方は、クロステージで決まりでしょう!
CRXJ-S64L/LJ【スピニング】
CRXJ-B64L/LJ【ベイト】
SLJにおすすめのフルソリッドモデル
ロッドティップの基本形状として、ソリッドとチューブラーの2種類あるのをご存じでしょうか?
中空のチューブラーティップに対して、芯まで中身が詰まっているのがソリッドティップです。
フルソリッドとは、穂先だけでなく、ロッド全体が芯まで詰まった形状であることを表します。
そのメリットは、スムーズなロッドの曲がりによる食い込みの良さ。
ロッドが半月型に曲がるくらい絞り込まれるので、掛けるだけでなく、掛けた後もバラしにくい構造になっているのです。
また、曲がったロッドが戻ろうとするパワーも兼ね備えています。
大型の青物がフッキングしても、余裕のあるトルクでしっかりと引き寄せることができます。
オシアジガーLJフルソリッド
値段も品質も最高レベルのSLJロッド。
段差のないスムーズな曲がりとキレのある操作性で、変幻自在に小魚の動きを演出します。
この1本で満足できないアングラーはいないでしょう。
まさに、キングオブSLJロッドと言えます。
オシアジガーLJS65-0/FS(スピニング)
オシアジガーLJB62-1/FS(ベイト)
スーパーライトジギング【SLJ】ロッドをメーカーで選ぶ
スパーライトジギング【SLJ】ロッドをメーカー別にまとめてあります。お好きなメーカーからお入りください。
『シマノから探す』
『ダイワから探す』
『メジャークラフトから探す』
『アブガルシアから探す』
【上級者向け】SLJハイエンドモデル
初めてスーパーライトジギングに挑戦するなら、圧倒的にスピニングロッドがオススメです。
というのも、ベイトリールの扱いが初心者には難しく感じることがあるからです。
ベイトリールのトラブルあるある
- フォールの際にバックラッシュ
- リールが上を向いてて違和感を感じる
- キャスティングができない
スーパーライトジギングで汎用性があるのは、スピニングロッドとなります。

使用するスピニングロッドは5~6ftくらいが基本になり、オフショアロッドの中では短い部類に入ります。
また、スピニングのSLJロッドには2種類あります。
- ハリのあるチューブラータイプ
- しなやかなソリッドタイプ
ロッドのハリを活かして、キャスティングで飛距離を出すのにオススメ。また、メタルジグにキレのあるアクションを演出します。
ロッドのタメを効かして、大型魚とのファイトが楽になります。ジグは潮に馴染ませて、ナチュラルな動きを出すことができます。
最終的にはアングラーの好みになりますが、スーパーライトジギングでは、様々なロッドを準備して遊ぶのが一般的です。

オシアジガーLJS65-0(シマノ)
ラグゼ ジグドライブR S64UL-ソリッド(がまかつ)
スクランブルスーパーライトスペックS63UL-T(ゼスタ)
スーパーライトジギング【SLJ】に代用ロッドは可能?
全国で同時多発的に発生し、人気拡大中のスーパーライトジギング。
40~60gくらいのジグをメインに扱うのは、今までのジギングとは明らかに違う釣法です。
現在のジギングやスロージギングでは、200g以上のジグを使用するのもザラです。
2~3時間ロッドを振り続けていると、体中あちらこちらがボロボロとなります。

シュッとしたシャープなロッドに、小型のスピニングリールやベイトリールを使用します。
「タイラバ」や「ひとつテンヤ真鯛」の延長のようなタックルセッティングで、青物や根魚を狙っていきます。
もちろん、専用のスーパーライトジギングロッドがおすすめですが、この釣りでは代用ロッドでも楽しめるのがポイント。
まずは始める前に、手持ちのロッドでトライしてみてはいかがでしょうか?
タイラバロッドを代用
スーパーライトジギングでは、レンジが深くバーチカルな釣りの場合、ベイトリールを使用することがあります。
どちらか言うと、先端側から曲がるソリッドタイプが有効。
40~60gのジグを扱うことが多くなり、タイラバロッドが代用ロッドとなります。
タイラバロッドは、ただ巻きでも自動フッキングすることができるので、魚に違和感なく食い込ませることが可能。
柔らかいジグアクションで、フォールメインの釣りになります。
また、張りのあるチューブラータイプのロッドを使用することも可能。
キビキビとしたジグアクションで、自分からアワセて掛けていく攻めの釣りとなります。
テンヤロッドを代用
スーパーライトジギングでは、ただ巻きアクションで食わせることも可能です。
釣法としては、マダイ狙いのマイクロジギングを意識したアクションになります。
ただ巻きでのヒットでは、ロッドのしなやかさがカギとなるんですね。
できるだけ柔らかいロッドで、食い込ませることが重要。
テンヤロッドは、マダイの小さなアタリも拾えるほど繊細なロッドです。
ジグのただ巻きにも反応する「イサキ」や「マダイ」を狙るのであれば、ぜひタックルのローテーションに入れておきたいところですね。
ボートシーバスロッドを代用
スーパーライトジギングでは、水深20m前後のシャローエリアを攻めることもあり、キャスティングで広範囲を探るパターンもあります。
もちろん、アンダーキャストがメインとなるので、短くて反発力を備えたロッドが主流です。
おすすめは、ボートシーバスロッドとなります。
ショートモデルでティップに張りがあり、「20~30g前後のジグ」を投げることができます。
また、ショートモデルが基本となっています。