「ソリッド」「チューブラー」は、もともとティップ(穂先)の特性を表します。
ソリッドティップは、高感度カーボンをティップの芯に埋め込むことで、わずがなアタリもキャッチ。
さらに抜群のソフト性で、食い込みの良いティップに仕上がっています。
フルソリッドはティップだけでなく、ブランク全体の芯に高感度カーボンを埋め込むことで、ロッド全体をソリッドモデルにしたもの。
この高感度カーボンは、柔軟性にも優れており、ロッドを真下90度まで曲げ込むことができます。
フルソリッドロッドとは?
擦るようなバイトをより明確にするだけでなく、魚の引きも手元まで解像度を上げて楽しめるロッドです。
ただし、フルソリッドロッドを購入する際には、「ロッドのねじれ」対策についても確認しましょう。
ロッドのネジレとは?
魚が下に潜ればロッドが下に絞り込まれ、魚が左右に走ればロッドも左右に持っていかれます。これがロッドのねじれ現象。魚のサイズが大きくなればなるほど、ロッドがブレやすくなりバレの原因となります。
スーパーライトジギングでは、ロッドのねじれ対策ができている場合、ロッドの反発により魚を浮かす力が加わります。
5kg以上の大型魚を視野に入れるなら、ねじれ対策の十分なロッドを購入しましょう。
ブリ、ヒラマサ、カンパチといった青物には、優秀なネジレ対策のできている、上位機種のSLJロッドが必須となります。
フルソリッドのメリット
- 食い込みの良さ
- ゲーム性抜群
フルソリッドモデルは、異常なまでの感度。
さらに向かう合わせの釣りで、オートマチックに魚がヒットしてきます。
さらに掛けてからは、ロッドの根本まで曲げることで、魚の引きをクッション。
不意の大型魚でも、徐々に体力を奪い、時間を掛けて浮かせることが可能です。
魚のサイズ問わずに楽しめるのが、フルソリッドモデルなのです。
フルソリッドは折れる?
極限まで曲がるフルソリッドモデル。
大型魚の引きに対して、ブランクスが垂直まで曲がることもあります。
フルソリッドモデルは折れることはないの?
耐久性においての実験は、開発段階で無限にテストを繰り返しています。
フルソリッドは極限まで曲がるものの、魚とのファイトで折れることはありません。
フルソリッドモデルご折れるとすれば、以下のようなイレギュラーな事象です。
注意ポイント
- 根掛かりが原因でロッドを曲げすぎた
- 隣のアングラーとのお祭りで穂先が破損
繊細なモデルであることは間違いないので、扱いの際には十分に注意してください。
人気のSLJフルソリッドロッド5選
オシアジガーLJ S62-2/FS
\ 大型青物にも対応!/
ジグウエイト40~160gにマッチし、水深70m前後までを射程に収める1本。
ゲームタイプLJ S65-00/FS
\ 超小型ジグに対応!/
「ジグウェイト10~80g」を軽快に操作。従来の小型ジグでは喰いきれなかった、マイクロベイトのパターンに対応しています。
ゲームタイプLJ S65-0/FS
\ SLJの王道モデル!/
小技の利く繊細かつテクニカルな使用感はそのままに、ジグウエイト20~100gに対応しています。
オーシャンセンサーLJP S60ML
フルソリッドモデルでありながら、大型青物に対しては、ロッドのタメを効かしたファイトが可能です。
オーシャンフィールドSS-672SLJ
20-100gまでのジグに適応した、アブガルシアのSLJロッド。浅場でのスーパーライトジギングであれば、こちらのモデルを使用しましょう。
安い!コスパ抜群のSLJフルソリッドモデル3選
ブラスト63LS-S
イサキ・ホウボウ・根魚などがターゲット。水深10~30m程度のシャローエリアにおいて、軽量ジグの操作性と感度向上を狙ったモデルです。
SSD SLJ S6500/FSL
シャローエリアでイサキやアジを狙うのに最適な1本。柔軟で細身なカーボンフルソリッドのブランクスで、わずかなショートバイトも掛けていくことに特化しています。
SSD SLJ S650/FSL
小型のタングステンジグをメインに、イサキ、マダイ、タチウオといった魚種に対応。カーボンフルソリッド特有のしなやかな曲がりで、あらゆる魚の引きにも対応しています。