スロージギングでは想定外の大物がヒットします。

ホントに悔しいですよね。
本命だろうと不意の大物だろうと、掛けた魚は獲りたいもの。
実は、掛けた後の命運を握っているのは80%以上がリールの性能なんです。
スロージギングにおいて、リールは絶対に妥協してはいけないアイテム。
スロージギングにある程度親しんでいるのであれば、思い切って”オシアジガー”を使いましょう!
オシアジガーは
- リールの巻き上げ力
- スムーズなライン放出
の2点に優れ、スロージギング中級者~上級者まで幅広く使われているベイトリールです。
このページは、オシアジガーのインプレ記事となっていますので、オシアジガーの購入を考えている人は参考にしてみてください。
Contents
17オシアジガーのラインナップ
オシアジガーはこんな方におすすめ
- 本格的にスロージギングに取り組みたい!
- 不意の大物も絶対にバラしたくない!
- 最高の道具で釣りがしたい!
スロージギングで使用できるオシアジガーは「1500番」と「2000番」が主流です。
右利きの方は「1500番」「2000番」で、左利きの方は「1501番」「2001番」となります。
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オシアジガー1500PGインプレ
巻き上げパワーに特化した、近海スロージギング対応モデル。
小さなスライドアクションで魚を誘うならこのモデルがオススメ。
オシアジガー1500HGインプレ
初めてオシアジガーを買うなら、1500HGが圧倒的におすすめ。
スロージギングの基本とも言えるワンピッチジャークが得意で、5kgくらいのヒラマサでも主導権を与えません。
「スロージギングを本格的に始めたい!」という方は、迷わずこのモデルを購入しましょう!
オシアジガー2000NR-PGインプレ
水深100mを超える中深海スロージギングや、大型カンパチ&キハダマグロに対応。
ハンドル1回転当たりの糸巻き量を保ちつつ、圧倒的なリーリングパワーで魚に主導権を与えません。
オシアジガー2000NR-HGインプレ
近海から中深海スロージギングまで対応した万能型ベイトリール。
ハンドル1回転当たりのライン回収量が秀逸で、大型カンパチやヒラマサを素早く根から引きはがすのに最適です。
オシアジガーとは?
シマノから2017年に発売された、シマノ最高峰のスロージギング特化型リール。
「HAGANEボディ」「X-SHIP」「X-PROTECT」「マイクロモジュールギア」など、リールの巻き心地と巻き上げパワーに欠かせないシステムが搭載されています。
オシアジガーのスペック
注目は、最大ドラグ力とハンドル1回転の巻き上げ量。
スロージギングで奨励しているスペックは
- 最大ドラグ力5kg以上
- ハンドル1回転85cm以上
です。
オシアジガーは、どちらも余裕でクリアしています。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き上げ量(ハンドル1回転) | PE糸巻き量(号/m) |
1000HG(右) | 6:4 | 7.0kg | 97cm | 2/300, 2.5/230, 3/200 |
1500PG(右) | 5:1 | 7.5kg | 78cm | 2/500, 2.5/400, 3/320 |
1500HG(右) | 6:4 | 7.0kg | 97cm | 2/500, 2.5/400, 3/320 |
2000PG(右) | 5:1 | 10.0 | 96cm | 3/400, 4/300, 5/230 |
2000HG(右) | 6:2 | 10.0 | 117cm | 3/400, 4/300, 5/230 |
オシアジガーの特徴
スロージギングでは、小型根魚から超大型青物まで様々な魚がヒットしてきます。
中途半端なリールでは、あっという間に根にまかれたり、周りのアングラーとのライントラブルの原因にもなります。
オシアジガーは、滑らかな巻き心地と圧倒的なトルクが持ち味。
スロージギングにおいて、絶対に魚に主導権を握らせません。
それ以外にも、オシアジガーにはスロージギングで便利すぎる機能が満載です。
オシアジガーの特徴
- パワーモデル型のロングハンドル
- スプールの交換が可能
- パワフルで軽い巻き心地を追求
- マイクロモジュールギアの搭載
パワーモデル型のロングハンドル
オシアジガーはハンドルが長めに作られており、さらにノブの形もロング型のパワーハンドルに設計されています。
遠心力を最大限に生かすことによって、アングラーのパワーがハンドルに伝わりやすくなっているんです。
スプールの交換が可能
従来のオシアジガーでは、スプール交換をすることは不可能でした。
2017年に発売されたオシアジガーで可能になったシステムです。
スプール交換ができるメリットは、本来のラインキャパよりも多めのストックができるスプールが使用可能になっていること。
具体的に言うと、オシアジガー1500HGに2000NR-HGのスプールを入れることができ、中深海スロージギングに挑戦する方にも便利なシステムです。
こんなメリットが!
わざわざ高価なリールを2台買うことなく、様々な水深をスロージギングで攻めることが可能になっています(スプールはもちろん別途で買う必要があります)。
パワフルで軽い巻き心地を追求
新しいギアシステム”インフィニティドライブ”によって、回転抵抗が最小限に抑えられています。
実際には、我々がどこまでこの数字を体感できるかは別として、巻き抵抗は非常に軽くなっています(購入前に、実際に店頭で巻いてみてくださいね)。
マイクロモジュールギアが搭載
オシアジガーには、”マイクロモジュールギア”が搭載されています。
ギアの歯を極限まで細かくし、巻き心地の滑らかさを極限まで追求したマイクロモジュールギア。
このマイクロモジュールギアは、従来までオシアコンクエストの専売特許のようなものでした。
2017年の改良によって、オシアジガーでも極限の巻き心地を体感することができるようになっています。
オシアジガーを買って損をしない?
オシアジガーを買って後悔することはありません。
オシアジガーは、スロージギング専用リールの最高傑作です。
シマノの最新技術を盛り込んでいるんで、機能的には不満を持つ人はいません。
あえて疑問を上げると
- 値段が高いのでは?
- マイクロモジュールギアって必要?
ってところでしょうか。
値段が高いのでは?
オシアジガーの販売価格は、4万3000円~4万5000円くらいです(送料によっては、これより高くなることもあります)。
オシアジガー17が出る前までは、この値段で旧オシアジガーが販売されていました。
値段が高いというわけではなく、「シマノの最上位機種はこの値段!」ってことなんでしょう。
スロージギング最強リールである”ブルーヘブン”や”オケアノス”は10万円を超えてきます。
これらのリールは、50kgのオーバーの超巨大モンスターにも対応したリールですので、一般的なスロージギングには必要ありません。
マイクロモジュールギアって必要?
マイクロモジュールギアは、究極の巻き心地を楽しむのです。
正直、自己満の世界でもあります。
飛行機で例えるなら、「エコノミークラスで節約する」か「ビジネスクラスで徹底的に快適な旅を求める」かの違いです。
マイクロモジュールギアを搭載したオシアジガー17は、徹底的にスロージギングの面白さを追求しています。