シマノの最高峰が「17オシアジガー」ならば、ダイワのフラッグシップが「ソルティガ15H-SJ」です。
SJはもちろんスロージギングの略のこと。
この「ソルティガ15H/SJ」は、2015年に発売されましたが、2022年に改良を重ねリニューアルしました。
22ソルティガ15H-SJの特徴
\ 近海スロージギングに /
両軸リールに求められる「回転性能」「操作性能」「耐久性能」を追求して製作されたベイトリール。
マグシールド搭載の機種なので、潮を被る様な過酷なシーンでも安心して使用できます。
クラッチレバーも塩噛みを起こしにくく、耐腐食性が高いので硬くなる心配もありません。
また、精密に削り出された歯面を持ったギアを搭載。
隙間なく噛み合ってノイズを発生する事もありません。
リールの骨格も変形に強い形状で作られており、負荷が掛かっても巻き心地が変わらない特徴を持っています。
さらに、サイドプレーを外して簡単にスプール交換が可能。
予備スプールがあれば、シーンに合わせたライン交換を素早く行えます。
スロージギングで必要なスペック
- 堅牢ボディのベイトリール
- ハンドル1回転が100cm以上
- 最大ドラグ力7kg以上
これらは、スロージギングを快適に楽しむための必須の最低条件。
ひとつずつ解説していきます。

22ソルティガ15H-SJのスペック
- ギア比:7.1
- 自重:480g
- 最大ドラグ力:8kg
- 巻き取り量:115cm
- PE糸巻き量:2号-600m/2号-400m
堅牢ボディのベイトリール
「22ソルティガ15H-SJ」のボディは、もちろん剛性に優れたアルミボディとなっています。
この堅牢ボディは、あらゆる衝撃からボディのゆがみやたわみを抑えてくれ、ギアの噛み合わせのブレを最小限にとどめてくれます。
ギアの噛み合わせの精度の向上が、パワフルでスムーズな巻き上げ力を生み出してくれるのです。
ハンドル1回転が100cm
スロージギングで巻き取りの長さは気になるところ。
ハンドル1回転に対して巻き取り量の長さが不足していると、余分な糸ふけが出て、ジグのアクションの繋ぎが不自然になってしまいます。
「22ソルティガ15H-SJ」は驚異の115cmモデル。
ジグに動きを出しづらい中深海においても活躍します。
最大ドラグ力7kg以上
近海のスロージギングでは、カケ上がりや根回りを執拗に攻めます。
そこに何がいるかというと、ホウボウ、ヒラメ、大型のヒラマサなどが。

このような大型魚を相手にするには、リール性能で差がつくのは間違いありません。
どんなに腕のいいアングラーでも、ドラグ力が足りなければ巻き上げられないからです。
「22ソルティガ15H-SJ」は最大ドラグ力8kg仕様。
5キロぐらいの根魚なら、スイスイ上がってくるパワーとなっています。
ダイワ独自の技術を搭載!
この「22ソルティガSJ」には、スロージギングの強い見方をしてくれる、ダイワ独自の最先端技術が盛り込まれています。
主な搭載機能
- マグシールド
- ATDシステム
- ハイパーデジギア
簡単に解説していきます。
マグシールド
スロージギングリールでは、どうしても「巻き心地」や「巻き上げ力」に目が奪われがち。
しかしながら、どんなにハイスペックなリールでも、リール内部に侵入してきた海水から簡単に腐食していくもの。
リール内部に侵入してくる海水は天敵となります。

そのリスクを大幅に回避してくれる「マグシールド」は、スロージギングを長く楽しむために大切なシステムとなります。
ATDシステム
通称:オートマチックドラグシステム
魚を掛けた後、一定のテンションを魚に与え続けてくれることに特化したATDシステム。
細いラインで、大型青物や大型根魚と格闘することもあるスロージギングでは、ATDシステムによって、アングラーが圧倒的な主導権を握れます。
ハイパーデジギア
ダイワのフラッグシップにふさわしい、圧倒的な巻き上げ力が実現されているハイパーデジギア。
このハイパーデジギアによって、ハイギア仕様の「ソルティガ15H-SJ」でも、大型ヒラマサにも十分対応できるようになっています。
22ソルティガ15-SJとの使い分け
また、「22ソルティガ」にはノーマルギアモデル「22ソルティガ15-SJ」も準備されています。
ノーマルギア(ギア比6.3)のハンドル1回転の巻取り長さは、このサイズのリールで使用しやすい103cmに。
カンパチやヒラマサのような難攻不落の大型魚とのやり取りにおいても、圧倒的な巻き上げパワーで間合いを詰めることが可能。
暴力的な大型青物の引きに、ラインの放出を最小限に、真正面から立ち向かうことができます。
\ 大型青物とのパワーファイトに /
ギア比:6.3
自重:480g
最大ドラグ力:10kg
巻き取り量:103cm
PE糸巻き量:2号-600m/2号-400m
実際のインプレッション
\ 使用したリールはこちら /
コンパクトなだけでなく、しっかり握り込みやすい形状に作られているので操作性の高い仕様に。
レバークラッチの操作、サミングなど親指の動きだけで、スムーズに行うことができます。
ハンドルも力が入れやすい形状で、200gを超えるジグでも楽に巻き上げる事ができます。
スプールロックのボタンも付いているので、根掛りした時の対応が簡単。
ラインが切れても、船上で簡単にスプール交換できるので、すぐに釣りへ復帰できます。
そして、青物を掛けてもスムーズにドラグが滑り出すので、獲物を必要以上に刺激しません。

22ソルティガ15H-SJまとめ
「22ソルティガ15h/sj」はハイギア(ギア比7.1)は、ハンドル1回転の巻取り長さを115cmのハイギア仕様です。
水深があるエリアやドテラ流しのような、ライン放出量が多い場面に活躍します。
特に、アカムツ狙いなどのディープエリアの攻略には、巻き上げ速度が速い「ギア比7.1」22ソルティガ15H-SJは最適。
中深海のダルい巻き上げに対して、最短のハンドル回転数で体力を温存しましょう。
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