スロージギングで最も信頼を置けるのが、 オシアジガーとソルティガのシリーズ。
その中でも、圧倒的なパワーを兼ね備えているのがオシアジガー2000PGとソルティガ35N/SJとなります。
共通しているのが、どちらもPGタイプのリールで、 巻き抵抗が圧倒的に軽いこと。
5kgクラスのカンパチやキハダマグロであれば、すいすい上げてこれるハイスペックなリールです。
10kg以上の大型魚を狙う遠征スロージギングや、本格的な中深海スロージギングに挑戦するのであれば、購入する準備をしておきましょう!
オシアジガー2000PGのスペック
オシアジガー2000PGはシマノから発売されているスロージギング専用リール。
シマノのスロージギング専用リールでは、最高峰ランクのリールです。
特徴は、最大ドラグ力が10kgを超えていること。
10kgを超える大型カンパチやキハダマグロを視野に入れるなら、これくらいのドラグ力が必要となります。
ソルティガ35N/SJのスペック
ソルティガ35N/SJはダイワから発売されているスロージギング専用リールです。
ダイワのスロージギング専用リールでは、最高峰ランクのリールとなります。
ソルティガの特徴は、圧倒的な防水システムです。
オフショアのスロージギングでは、タックルは常に潮風と海水にさらされることになります。
ベイトリールへの負担は大きく、水洗いはもちろん、マメなメンテナンスやオーバーホールが必要となるんですね。
しかし、ソルティガのマグシールドという防水システムは、釣り業界No.1と言っていいほどの機能性があります。
私も長年ソルティガ35N/SJを使用していて、釣行後に水で洗い流しているだけですが、ハンドルの部の腐食や塩ガミなどのトラブルも一切ありません。
中深海スロージギングならオシアジガー
中深海スロージギングで注意をしたいのが、ジグや魚に圧倒的な水圧が掛かることです。
読者「それなら、巻き上げ量の多いHGが有利なの?」
実は、ハンドル1回転あたりの巻き上げ量よりも、ハンドル1回転の巻き上げ力を意識するほうが大切です。
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オシアジガー2000NR-PGは、スロージギングでもNo.1の人気と実績のあるリールです。
特に、圧倒的な巻き上げパワーはどんな大物と対峙しても仕留められるパワーを備えています。
手巻きで引き上げられるパワーは、ベイトリールの中でもトップクラス。
圧倒的な水圧と長い距離を最小限のパワーで回収できるのはオシアジガー2000NR-PGのみとなります。
大型魚とのファイトならソルティガ
単純に大型魚を相手にするならソルティガ35N/SJがおすすめ。
ソルティガは、機能的なスペックだけならオシアジガーを上回ります。
値段はオシアジガーよりも3000円ほど高いですが、優秀な防水システムも備えていますので、余計な修理費やオーバーホールは必要なくなります。