- ジグで根魚を釣りたい!
- 大型青物をルアーで釣りたい
- 中深海でアカムツが釣りたい!
スロージギングでは、様々な魚がターゲットになります。
扱うジグも200gを超えてくるので、ベイジギングのようなロッドとは異なります。
スロージギングロッドは、ジグを正確に動かすために、柔軟でありながらハリのあるブランクスが必要となります。

スロー系ロッド本格派モデル3選
2023年|人気のスロージギングロッド
ヴァデルSJ63B-2
近海スロージギングのスタンダードモデル。
ダイワのエントリーモデルではあるものの、スロージギングに必要なスペックはすべて搭載。
きれいなワンピッチジャークで、近海青物から根魚まで幅広く対応します。
- 全長:6.3ft
- 継数:2本
- 自重:110g
- ジグ:150-260g
- PE:1.0-2.5号
150-260gクラスのジグで、小~中型青物や根魚を中心に、幅広い魚種に対応します。
グラップラーBBタイプSJ B66-2
シマノから発売されているスロージギングロッド。
シマノの中では、最もコストパフォーマンスに優れたモデルです。
スロージギング初心者から中級者まで、幅広い層のアングラーが楽しめるロッドに仕上がっています。
\ スロージギング初挑戦にオススメ!/
- 全長:6.8ft
- 継数:2本
- 仕舞:156.2cm
- ジグ:MAX200g
- ライン:MAX2.0号
最も使用頻度の高い150g前後のジグを軽快に扱えます。
グラップラータイプSJ B68-2
シマノから発売されているスロージギングロッド。
シマノの中では、最もコストパフォーマンスに優れたモデルです。
スロージギング初心者から中級者まで、幅広い層のアングラーが楽しめるロッドに仕上がっています。
- 全長:6.8ft
- 継数:2本
- 仕舞:156.2cm
- ジグ:MAX200g
- PE:MAX2.0号
近海スロージギングにおいて、最も使用頻度の高い150g前後のジグを軽快に扱えます。
ブラストSJ 63B-2
初心者でも扱いやすいように、実釣性能を追求して作られたスロージギング専用ロッド。
シャキッとしたハリの中にも、適度な柔軟性を持たせたブランクスを搭載しています。
クセが無いので使いやすく、初めてスロージギングにチャレンジする方にも最適なモデルです。
- 全長:1.91m
- 継数:2本
- 自重:110g
- ジグ:120-200g
- ライン:0.8-2.0号
使用頻度の高い120~200gジグに最適。柔らかいワンピッチジャークを得意とした、近海スロージギング対応モデル。
本格派の中級者モデル3選
ゲームタイプスローJ B66-2
反発力と柔軟性を兼ね備えた、スロージギングに最適なゲームロッド。
ロッドをしっかり曲げながら、ジグを持ち上げることができます。
特に、スロージギングに慣れてきた中級者にオススメです。
- 全長:6.6ft
- 継数:2本
- 自重:128g
- ジグ:MAX200g
- PE:MAX2.0号
近海のスロージギングはこの1本でカバー。キレの良いワンピッチジャークで威力を最大限に発揮します。
キャタリナSJ B60-2
ソルティガの系譜を受け継いでいるキャタリナシリーズ。
ブラックを基調としたシンプルなデザインは、ジギングファンを引き付ける魅力があります。
ソルティガのスペックをそのままに、3万円前後で販売されているスロージギングロッドなので、比較的コスパの良い製品とも言えます。
- 全長:1.83m
- 継数:1本
- 自重:105g
- ジグ:120-200g
- PE:0.8-2.0号
近海スロージギングのベーシックモデル。近海ジギングで、最も使用頻度の高い、120-200gのジグに対応しています。
ジャイアントキリングSJ B66-1
メジャークラフトから発売されているスロージギングロッド。
安くて品質も保証されている、数少ないコストパフォーマンスに優れたスロージギングロッドです。
- 全長:6.6ft
- 継数:1本
- ジグ:80-180g
- PEライン:0.6-1.5号
80-180gのジグに対応したライトモデル。近海スロージギングからライトジギングまで、この1本で遊べます。
スロー系ロッドを長さから選ぶ
スロージギングロッドの価格はピンキリです。
1万円以下のロッドもあれば、5万円を超えるものまであります。
狙う魚種や水深に合わせて、スロージギングロッドを選ぶことが大切です。
巻き重視のショートロッド
だいたい、6.0~6.5ftくらいのロッドを指します。
ショートロッドは、テクニカルにジグを動かしたい人にオススメです。
ワンピッチジャークの際に、ジグの移動距離を短くできるのがショートロッドの特徴で、ジグを一定の層で動かすことに特化しています。
少し早めのピッチでジャークしてあげれば、逃げ惑うベイトを演出できます。
短い分、初心者でも扱いが簡単なのも大きな特徴です。
フォール重視のロングロッド
だいたい、7.0~7.5ftくらいのロッドを指します。
ワンピッチジャークの際に、ジグの移動距離を長めに稼げるのがロングロッドの特徴。
ゆっくり大きくロッドをシャクってあげれば、ジグをふわりと持ち上げフリーフォールに近い演出が可能。
ハイギアリールでの奇麗なワンピッチでのジャークに最適です。
ロッドが長い分、ハンドリングが難しいので「中級者~上級者向け」のロッドになります。
水深でスロー系ロッドを選ぶ
一番簡単なのは、水深で使用する決めてしまうこと。
長さで大きく差が出るのは、ロッドをシャクった際のジグの可動域です。
シャローエリアの場合
シャローエリアとは水深20~40mのエリア(個人の一意見)指します。
ワンピッチジャークで、15回くらいハンドルを回すとジグの回収が待っています。

こんな時はショートロッドを用いて、1/2ピッチや1/3ピッチを多用してジグを魅せる時間を確保してあげてください。
パワーギアリールのような、「ハンドル1回転に対しての糸巻き量が短いリール」を使ってあげると威力をを発揮します。
ディープエリアの場合
ディープエリアとは水深80m以上のエリア(個人の一意見)を指します。
水深80mを超えてくると、ジグの重さも200gオーバーが基本に。
このようなヘビージグを用いると、水圧が加わってラインの主縮率も一気に上がります。
通常のPEラインで、最大収縮率3%と言われています。

ロッドを大きくしゃくっても、ジグがほとんど動かないことも想定できます。
つまり、水深が深くなればなるほど、ジグを持ち上げる工夫が必要となります。
こんな時は7.0ftを超えるようなロングロッドを用いて、ゆっくり大きなワンピッチでジグを持ち上げること。
ハンドル1回転に対して100cm以上巻き上げられる「ハイギアリール」を組み合わせるのが有効です。
メーカーからロッドを選ぶ
スロージギングロッドは、各メーカーによって開発コンセプトが異なります。
シマノやダイワは、初心者~中級者向けに力を入れています。
逆に、エバーグリーンやディープライナーといったメーカーは、中深海スロージギングに力を入れたマニア向けのモデルが充実しています。
あなたの挑戦したいスロージギングによって、各メーカーのロッドを選ぶといいでしょう。
シマノから選ぶ
スロージギング初心者から上級者まで楽しめるロッドが勢ぞろい!
ゲームタイプSJやグラップラータイプSJは、ロッドを曲げてのファイトも可能です。
ダイワから選ぶ
ダイワのスロージギングロッドは、非常に細かくカテゴライズされています。
予算や攻める海域など、あなたのニーズに合わせて選ぶことが可能です。
上級者向けのハイエンドモデル
ジギングマニアのオススメ!
巨大カンパチや深海スロージギングにも対応した、上級者向けのスロージギングロッドです。各メーカーの最上位機種を集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。
オシアジガーインフィニティB65-3
シマノから発売されているスロージギング最上位機種です。
近海スロージギングから、中深海で使えるモデルまでそろっていてます。
スロージギング中級者から上級者まで、幅広い層のファンが付いているのも特徴です。
- 全長:6.5ft
- 継数:1本
- 自重:142g
- ジグ:120-280g
- PE:MAX2.5号
水深200mまでに対応したスタンダードモデル。速い誘いをメインとした100m前後の青物ゲームや、150mラインのアカムツ狙いにオススメです。
ソルティガSJ61B-3
ダイワから発売されている最上位機種のスロージギングロッド。
性能に関しては、圧倒的なハイスペックモデルで、スロージギング中級者から上級者向けに設計されています。
- 全長:6.1ft
- 継数:1本
- 自重:106g
- ジグ:150-260g
- PEライン:MAX1.0-2.5号
中深海でも軽快なジグアクションを再現。アカムツやアラを狙いとした、中深海スロージギングのスタンダードモデルです。
スロージャーカーPSLJ603-5
エバーグリーンから発売されているスロージギング最強ロッド。
スロージャーカーを使用するなら、中深海スロージギングに挑戦してみましょう。
- 全長:1.91m
- 継数:1本
- 自重:133g
- ジグ:120-250g
- PE:MAX2.5号
ヘビージグに対応した中深海スローモデル。水圧のかかるディープエリアでも、ジグの初速を可能な限り速め、アカムツやアラなどをターゲットに遊べます。
中深海スロージギングに挑戦!
ジギングマニアのオススメ!
圧倒的な水圧のかかる中深海スロージギングで使用できるロッドは限られてきます。価格帯も4万円前後がスタートとなるので参考にしてみてください。
- オシアジガーインフィニティ
- ソルティガSJ
- スロージャーカー
オシアジガーインフィニティB63-4
- 全長:6.3ft
- 継数:1本
- 自重:146g
- ジグ:140-350g
- PEライン:MAX3.0号
中深海に対応したパワーモデル。水深150~250mでのスロージャークを得意とし、アラやマダラなどの高級魚をターゲットに遊べます。
ソルティガSJ 61B-4
- 全長:6.1ft
- 継数:1本
- 自重:113g
- ジグ:200-330g
- PEライン:MAX1.0-3.0号
水深250mまでのスロージギング対応。ディープエリアでのカンパチや、マダラ狙いのスロージギングにオススメです。
PSLJ603-6

- 全長:1.91m
- 継数:1本
- 自重:135g
- ジグ:150-300g
- PE:MAX3.0号
中深海エリアでの二枚潮のや、底取り難しい潮流の速い場面で活躍。ディープエリアと浮く夕の水圧に負けず、超ヘビージグでもしっかりと動かすことができます。
スロージギングロッドは折れる?
- 根掛かりが原因でロッドを曲げすぎた
- 隣のアングラーとのお祭りで穂先が破損
といったトラブルがない限り、現代のスロージギングロッドが折れるということはありません。
シマノやダイワのロッドは、ロッドを曲げて勝負ができるので、初心者でも扱いやすいモデルとなっています。
狙う魚のサイズを的確に把握しよう
スロージギングで釣れる魚は、小型根魚から10kgを超えるモンスター級の青物まで様々。
小型の根魚も大型の青物も同じジグで食ってきます。
だからこそ、安いロッドの購入には気を付けてもらいたいポイントがあります。
安いロッドの購入の際には、値段だけでなく「ロッドのねじれ対策」のについても確認しましょう。
スロージギングでは、ロッドのねじれ対策ができている場合、ロッドの反発により魚を浮かす力が加わります。
ロッドのネジレとは?
魚が下に潜ればロッドが下に絞り込まれ、魚が左右に走ればロッドも左右に持っていかれること。魚のサイズが大きくなればなるほど、ロッドがブレやすくなりバレの原因となります。
ジグの重さを的確に把握しよう
安いスロージギングロッドの購入前に、背負えるジグの重さを把握することが大事。
安いロッドで背負えるジグの重さは、「MAX150g」くらいまでのロッドが多いからです。
MAX○○○gと書いてあれば、きっちりジグの重さは守ってください。
それ以上重くしても、ジグを持ち上げるパワーが生まれるわけではありません。
ジグの動きが大きく損なわれるだけでなく、ロッドの破損にもつながります。
ジグの重さを的確に把握して、適切なロッドの使用を心がけてください。