- ジグで根魚を釣りたい!
- 大型青物をルアーで釣りたい
- 中深海でアカムツが釣りたい!
スロージギングでは、様々な魚がターゲットになります。
扱うジグも200gを超えてくるので、使用できるロッドも、高性能なベイトロッドに限られてきます。
ジグを正確に動かすために、柔軟でありながらハリのあるブランクスが必要となります。
スロージギングロッドは、ジグを動かすことに特化しています。ベイジギングのようなロッドとは違うので、ロッドの選択には十分に気を使いましょう。
スロージギングロッドの選び方
スロージギングロッドの価格はピンキリです。
1万円以下のロッドもあれば、5万円を超えるものまであります。
狙う魚種や水深に合わせて、スロージギングロッドを選ぶことが大です。
スロージギングロッドの選択のコツをたったの3記事にまとめました。
【2022年版】スロージギングロッドの人気ランキング
当サイトの管理人が責任を持って選びました。
どのスロージギングロッドも、性能や機能において信頼を置けるものです。
ジギングマニアのオススメ!
- グラップラータイプスローJ
- キャタリナSJ
- ジャイアントキリング5G
グラップラータイプスローJ
シマノから発売されているスロージギングロッド。
シマノの中では、最もコストパフォーマンスに優れたモデルです。
スロージギング初心者から中級者まで、幅広い層のアングラーが楽しめるロッドに仕上がっています。
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グラップラータイプSJ B68-2
スロージギングに初挑戦ならモデルがオススメ!近海スロージギングにおいて、最も使用頻度の高い150g前後のジグを軽快に扱えます。
- 全長:6.8ft
- 継数:2本
- 仕舞:156.2cm
- ジグ:MAX200g
- PE:MAX2.0号
グラップラータイプSJ B68-3
近海から軽い中深海まで、スロージギングを幅広く楽しめるモデル。ある程度、スロージギングに親しんだ方にオススメ!
- 全長:6.8ft
- 継数:2本
- 仕舞:156.2cm
- ジグ:MAX260g
- PE:MAX2.5号
キャタリナSJ
ソルティガの系譜を受け継いでいるキャタリナシリーズ。
ブラックを基調としたシンプルなデザインは、ジギングファンを引き付ける魅力があります。
ソルティガのスペックをそのままに、3万円前後で販売されているスロージギングロッドなので、比較的コスパの良い製品とも言えます。
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キャタリナSJ 60B-1
シャローエリア対応のスロージギングモデル!90~150gに最適で、真夏のタチウオジギングなどにも使用できます。
- 全長:1.83m
- 継数:1本
- 自重:100g
- ジグ:90-150g
- PE:0.6-1.5号
キャタリナSJ B60-2
近海スロージギングのベーシックモデル。近海ジギングで、最も使用頻度の高い、120-200gのジグに対応しています。
- 全長:1.83m
- 継数:1本
- 自重:105g
- ジグ:120-200g
- PE:0.8-2.0号
ジャイアントキリング5G
メジャークラフトから発売されているスロージギングロッド。
安くて品質も保証されている、数少ないコストパフォーマンスに優れたスロージギングロッドです。
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GK5SJ-B66/1
80-180gのジグに対応したライトモデル。近海スロージギングからライトジギングまで、この1本で遊べます。
- 全長:6.6ft
- 継数:1本
- ジグ:80-180g
- PE:0.6-1.5号
GK5SJ-B66/2
ジグウエイト100-250gまでに対応しており、近海ジギングであればこの1本で遊び通すことも可能。潮の緩い場面では、水深120gほどのエリアまで使用可能です。
- 全長:6.6ft
- 継数:1本
- ジグ:100-250g
- PE:0.8-2.0号
メーカーからロッドを選ぶ
スロージギングロッドは、各メーカーによって開発コンセプトが異なります。
シマノやダイワは、初心者~中級者向けに力を入れています。
逆に、エバーグリーンやディープライナーといったメーカーは、中深海スロージギングに力を入れたマニア向けのモデルが充実しています。
あなたの挑戦したいスロージギングによって、各メーカーのロッドを選ぶといいでしょう。
シマノから選ぶ
スロージギング初心者から上級者まで楽しめるロッドが勢ぞろい!
ゲームタイプSJやグラップラータイプSJは、ロッドを曲げてのファイトも可能です。
ダイワから選ぶ
ダイワのスロージギングロッドは、非常に細かくカテゴライズされています。
予算や攻める海域など、あなたのニーズに合わせて選ぶことが可能です。
メジャークラフトから選ぶ
スロージギングに初めて挑戦するならメジャークラフト!
1万円から2万円前後で、コストパフォーマンスの良いスロージギングロッドが揃っています。
上級者向けのハイエンドモデル
巨大カンパチや深海スロージギングにも対応した、上級者向けのスロージギングロッドです。
各メーカーの最上位機種を集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。
オシアジガーインフィニティ
シマノから発売されているスロージギング最上位機種です。
近海スロージギングから、中深海で使えるモデルまでそろっていてます。
スロージギング中級者から上級者まで、幅広い層のファンが付いているのも特徴です。
さらに詳しく
オシアジガーインフィニティB65-3
水深200mまでに対応したスタンダードモデル。速い誘いをメインとした100m前後の青物ゲームや、150mラインのアカムツ狙いにオススメです。
- 全長:6.5ft
- 継数:1本
- 自重:142g
- ジグ:120-280g
- PE:MAX2.5号
オシアジガーインフィニティB63-4
中深海に対応したパワーモデル。水深150~250mでのスロージャークを得意とし、アラやマダラなどの高級魚をターゲットに遊べます。
- 全長:6.3ft
- 継数:1本
- 自重:146g
- ジグ:140-350g
- PE:MAX3.0号
ソルティガSJ
ダイワから発売されている最上位機種のスロージギングロッド。
性能に関しては、圧倒的なハイスペックモデルで、スロージギング中級者から上級者向けに設計されています。
ソルティガSJ 61B-3
中深海でも軽快なジグアクションを再現。アカムツやアラを狙いとした、中深海スロージギングのスタンダードモデルです。
- 全長:6.1ft
- 継数:1本
- 自重:106g
- ジグ:150-260g
- PE:MAX1.0-2.5号
ソルティガSJ 61B-4
水深250mまでのスロージギング対応。ディープエリアでのカンパチや、マダラ狙いのスロージギングにオススメです。
- 全長:6.1ft
- 継数:1本
- 自重:113g
- ジグ:200-330g
- PE:MAX1.0-3.0号
スロージャーカー
エバーグリーンから発売されているスロージギング最強ロッド。
スロージャーカーを使用するなら、ぜひ中深海スロージギングに挑戦してみましょう。

さらに詳しく
PSLJ603-5
ヘビージグに対応した中深海スローモデル。水圧のかかるディープエリアでも、ジグの初速を可能な限り速め、アカムツやアラなどをターゲットに遊べます。
- 全長:1.91m
- 継数:1本
- 自重:133g
- ジグ:120-250g
- PE:MAX2.5号
PSLJ603-6
中深海エリアでの二枚潮のや、底取り難しい潮流の速い場面で活躍。ディープエリアと浮く夕の水圧に負けず、超ヘビージグでもしっかりと動かすことができます。
- 全長:1.91m
- 継数:1本
- 自重:135g
- ジグ:150-300g
- PE:MAX3.0号
スロージギングロッドは折れる?
一昔前のスロージギングロッドは、ロッド全体にハリがあるものが主流でした。
特に、スロージャーカーやホライゾンのシリーズは折れやすいと評判ですが、近年の改良によりそのようなトラブルも聞かなくなりました。
根掛かりが原因でロッドを曲げすぎた
隣のアングラーとのお祭りで穂先が破損
といったトラブルがない限り、現代のスロージギングロッドが折れるということはありません。
シマノやダイワのロッドは、ロッドを曲げて勝負ができるので、初心者でも扱いやすいモデルとなっています。
狙う魚のサイズを的確に把握しよう
スロージギングで釣れる魚は、小型根魚から10kgを超えるモンスター級の青物まで様々。
正直、サイズは選べません。
小型の根魚も大型の青物も同じジグで食ってくるからです。
だからこそ、安いロッドの購入には気を付けてもらいたいポイントがあります。
安いロッドの購入の際には、値段だけでなく”ロッドのねじれ対策”のについても確認しましょう。
スロージギングでは、ロッドのねじれ対策ができている場合、ロッドの反発により魚を浮かす力が加わります。
ロッドのネジレとは
魚が下に潜ればロッドが下に絞り込まれ、魚が左右に走ればロッドも左右に持っていかれます。これがロッドのねじれ現象です。魚のサイズが大きくなればなるほど、ロッドがブレやすくなりバレの原因となります。
ロッドのねじれ対策が十分にできていると、魚が左右に走っても、ロッドが常に中央に戻ろうとします。
魚に主導権を渡さずに、ロッドのパワーを活かしながら浮かせてくることが可能です。
5kg以上の大型魚を視野に入れるなら、ねじれ対策の十分なロッドを購入しましょう。
ブリ、ヒラマサ、カンパチといった青物には、ロッドのねじれ対策は必要不可欠です。
これらの魚を狙うのであれば、ねじれ対策のできた上位機種のスロージギングロッドが必須となります。
ジグの重さを的確に把握しよう
安いスロージギングロッドの購入前に、背負えるジグの重さを把握することが大事。
安いロッドで背負えるジグの重さは、『MAX150g』くらいまでのロッドが多いからです。
MAX○○○gと書いてあれば、きっちりジグの重さは守ってください。
それ以上重くしても、ジグを持ち上げるパワーが生まれるわけではありません。
ジグの動きが大きく損なわれてしまいます。
最悪、ロッドの破損にもつながるので注意が必要です。
150g以上のジグを扱いたいのであれば、1万円を切るような安いロッドは不向きです。
ベリーやバットにパワーのあるロッドを選ぶこと。
シマノやダイワのスロージギングロッドであれば、300gを超える本格的なスロージギングも可能になります。
ジグの重さを的確に把握して、適切なロッドの使用を心がけてください。