スロージギングロッドて必要なの?
スロージギングに挑戦しようとすると必ずぶつかる問題です。
専用ロッドのコストも非常に高く、購入するのに躊躇してしまいますよね。

ビジュアルもライトジギングロッドと大差がなさそうですよね。
しかしながら、実はロッドのコンセプトがまるで違ってたりします。
スロージギングロッドとライトジギングロッドのコンセプトをまとめたので、下記の表を参考にして読み進めてみてください。
ロッドの種類 | 竿調子 | ジグの重さ |
スロージギング | スローテーパー | 150g以上にも対応 |
ライトジギング | ファストテーパー | 150gが限度 |
ライトジギングロッドのコンセプト
- ファストテーパー(先調子)
- ジグウエイトは150gが限度
- 全体的にカチカチの設計
ライトジギングロッドは、その名の通りジグの重さがライト(軽い)なものを使います。
150gくらいまでの軽いジグをメインに、ジャカジャカ巻き上げるアクションが主流。
細かいピッチで素早いアクションを出し、タチウオや活性の良い中型青物をターゲットにします。
そのため、ライトジギングロッドはファストテーパーモデルになっています。
ロッドバランスが先調子になっていて、素早いジャークのリズムで誘っていきます。
スロージギングロッドのコンセプト
- スローテーパー(胴調子)
- 150g以上のジグに対応
- ハリがありながらもムチっとした設計
それはズバリ、ジグのきれいな動きを追求して開発されています。
大物の引きに耐えられる太いットがあるわけでも、大物の衝撃を吸収してくれる柔らかいロッド設計になっているわけでもありません。
スロージギングロッドは、ハリがありながらもムチっとしたしなりがあります。
すべては、繊細なジグ操作のために設計されているためです。
スロージギングはフォールで勝負
スロージギングで使用するジグは、フォールのアクションをメインに作られています。

現在のスロージギングでは、150g以上の重いジグを使用するのが主流。
ときに、400g以上のスーパーヘビーなジグを使用することもあります。
このようなヘビージグに対しては、スローテーパーモデルでジャークのリズムが遅くすることが大切。
反発力に優れたロッドでなければ、ジグを大きく持ち上げることができません。
バットの深くから曲げて、ゆっくりとしたリズムでジグを落としていくのスロージギングの本質です。
スロージギングでは専用ロッドが必須
スロージギング専用ロッドでしか最大限の効果は得られません。
ジグには、1つ1つに得意なアクションが存在します。
スロージギング専用で売っているジグにも、開発者が意図した効果的なアクションが存在するのです。
開発者の意図を理解し、ジグ本来のアクションを出せるかどうかがアングラーの腕の見せどころ。
ジグ本来の動きを出すために、道具の影響が大きく左右するのは否めないのです。
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