ジギングでヒットしてくる魚は、大型の青物から小型の根魚まで様々。
さらに、スロージギングでは、基本的にリールのパワーだけで魚を上げてきます。
ファイト中は潮の流れにも乗るので、リールの圧倒的なトルクが必要になります。
ロッドの選択はもちろん、ベイトリールも専用の製品がベストです。

スロージギング本格派リール3選
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スロージギングリール選び方
スロージギングリールの選び方は、難しいものではありません。
ポイントを抑えれば、誰でも正しい選択ができます。
- HGとPGどっちがいいの?
- スピニングリールはダメなの?
- とりあえず安いリール教えて!
という方は、まずは下記の記事を順番に読み進めてみてください
スロージギングリールの選択のコツを3記事にまとめまています。
【2023年】おすすめのスロージギングリール3選
(スロージギング歴10年)当サイト管理人が厳選して選びました。
それぞれの特性を理解したうえで選んでみてください。
大人気のスロー系リール
オシアジガー1500HG
150gまでのジグに対応した、スロー系リールの王道モデル。
水深50mまでの近海であれば、場所を選ばずに使用できます。左利きの方は『1501HG』になります。
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トリウム1500HG
スロージギング初心者向けに販売されている、シマノのベイトリール。
スロージギングの基本性能を装備しながらも、2万円程度で購入できるコスパ抜群のジギングリールです。
近海スロージギングやライトジギングでなら、この1台で遊び尽くすことができます。
\ 初心者から中級者まで! /
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キャタリナ15H-SJ
黒を基調としたシックなデザインで、ダイワから販売されている人気モデル。
スペック的には、前ソルティガを引き継いだ構造に。
「ライトジギングとスロージギングを両立させたい!」と考えている方は、積極的に使用してみてください。
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上級者にオススメ3選
大人気のスロー系リール
オシアジガーFC1500HG
水深100mまでに対応した、近海スロージギングの王道モデル。
この1台であらゆる魚をターゲットにスロージギングをすることができます。
\ 汎用性抜群の大人気モデル! /
- ギア比:6:4
- 自重:430g
- 最大ドラグ力:MAX7.0kg
- 巻き上げ量:98cm(1回転あたり)
- PE巻き糸量:2.0-500m, 3.0-320m
22ソルティガ15H/SJ
両軸リールに求められる「回転性能」「操作性能」「耐久性能」を追求して製作されたベイトリール。
マグシールド搭載の機種なので、潮を被る様な過酷なシーンでも安心して使用できます。
- ギア比:7.1
- 自重:480g
- 最大ドラグ力:8kg
- 巻き取り量:115cm
- PE糸巻き量:2号-600m/2号-400m
ソルティガIC300H-SJ
2021年に登場した、ダイワの最上位機種モデル。
水深が表示されるカウンター付きのタイプです。
オシアジガーにも劣らない最強スペックで、あらゆる大物と渡り合うことができます。
「シマノよりもダイワ派!」という方は、ぜひその使い心地を体感してみてください。
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中深海ジギングにオススメ3選
ジギングマニアのオススメ!
- オシアジガーFC2000NR-PG
- オシアジガーFC3000HG
- マーフィックスN4-RH
オシアジガー2000NR-PG
200g以上のジグを操作するなら、こちらのタイプがおすすめ。PG(パワーギア)にすることで、重いジグや大型青物の強烈な引きに対抗。大型青物や中深海スロージギングを視野に入れたモデルです。左利きの方は『2001NR-PG』になります。
オシアジガーFC3000HG
\ 超ディープエリアの深海ジギングに! /
- ギア比:6:2
- 自重:630g
- 最大ドラグ力:MAX10.0kg
- 巻き上げ量:117cm(1回転あたり)
- PE巻き糸量:3.0-670m, 4.0-480m
大型キハダマグロからアブラボウズを視野に入れたモデル。PE1.5号のラインなら1000m近く入るので、水深500mを超える深海でもラクラクとこなせる大型ベイトリールです。
マーフィックスN4-RH
- ギア比:4.4:1
- 最大ドラグ力:10.0kg
- 巻き上げ量:100cm
- PE糸巻き量:2号/1200m
特徴的な「4.4:1」のローギアで、圧倒的な軽い巻き心地を実現。ローギアモデルでありながら「ハンドル1回転当たり100cm」に仕上げることで、水深500m程の超ディープエリアに理想的なジギングリーとなっています。
スロージギングリールに妥協は厳禁!
スロージギングは、オフショアフィッシングの中でも、大変ハードなジャンルになります。

スロージギングでは、200gを超えるようなジグを、四六時中ゴリゴリ巻き上げます。
シーバスを狙うキャスティングミノーが16~28gくらいだと考えると、その重量感は想像できるはず。
さらに、掛かってくる魚は、極小から特大サイズまで様々!
それを船の真下から巻き上げるには、強靭なギアシステムとギアの質が求められます。
ココがポイント
スロージギングリールに求められるスペックは、超一級品のものに限られてしまいます。スロージギングを始めるなら、リールに値段が張ってしまうことは覚悟しましょう。しかし、長期的な目で見れば、必ず値段に応じたメリットがあるので安心してください。
スロージギングに求められるスペック
チェックリスト
- 堅牢なベイトリール
- 最大ドラグ力7kg以上
- 巻き上げ量が90cm以上
スロージギング専用リールの必須条件は上記の3点です。
堅牢なベイトリール
スロージギングの専用リールに、スピニングリールは存在しません。
必ず、ベイトリールを使用することになります。
スピニングタックルでスロージギングをすることに、ほとんどメリットがないからです。
- スロージギングを本格的に始めたい
- スロージギングで根魚を釣りたい
とお考えであれば、スロージギング専用タックルの購入を奨励します。
最大ドラグ力7㎏以上
最大ドラグ力は、最低7kg以上は欲しいところ。
スロージギングでは小型回遊魚から大型根魚、大型青物など幅広い魚種が狙えます。
最大ドラグ力が大きければ大きいほど、汎用性が高くなります。
巻き上げ量が90cm以上
ハンドル1回転の巻き上げ量にもこだわってください。
最低でも90cm、できれば95cm以上が理想。
スロージギングは、1ピッチ1ジャークが基本に、ジグを大きく飛ばすこともあります。
また、魚の活性に合わせて、飛ばす幅を小さくすることもあります。
1/2ピッチや1/4ピッチで、ジグの飛ばす幅をコントロールするのが、スロージギングのスタイルです。
格安のスロージギングリールは大損?

新品2万円以下で購入できるベイトリールに、スロージギング専用リールはありません。
スロージギングリールに求められる条件は、かなり高いからです。
これらのハードルを満たしているリールは、どれも最新技術を搭載したもの。
当然かもしれませんが、良い機能を搭載したリールは、自然と値段も上がるもの。
スロージギングリールは、値段が高ければ高いほど、その性能は優れています。
2万円を下回るスロジギリールがあれば、先ほど挙げた条件を満たしているか注意してください。1度の使用で、リールのごろつきが出たりします。