スロージギングでヒットしてくる魚は、大型の青物から小型の根魚まで様々。
ロッドとジグの操作で魚を掛けるのは大切なことですが、最も大事なのは高性能のベイトリールを使用すること。
ファイト中は潮の流れにも乗るので、リールの圧倒的なトルクが必要となります。
スロージギングでは、基本的にリールのパワーだけで魚を上げてきます。 リールの選択には、十分に気を使いましょう。
スロージギングリール選び方
スロージギングリールの選び方は、難しいものではありません。
ポイントを抑えれば、誰でも正しい選択ができます。
- HGとPGどっちがいいの?
- スピニングリールはダメなの?
- とりあえず安いリール教えて!
という方は、まずは下記の記事を順番に読み進めてみてください
スロージギングリールの選択のコツをたったの2記事にまとめました。
【2022年】スロージギングにおすすめのベイトリール5選
(スロージギング歴10年)当サイト管理人が厳選して選びました。
それぞれの特性を理解したうえで選んでみてください。
ジギングマニアのオススメ!
- オシアジガー1500HG
- オシアジガー2000NR-PG
- ソルティガIC300H-SJ
- キャタリナ15H-SJ
- トリウム1500HG
オシアジガー1500HG
150gまでのジグに対応した、スロー系リールの王道モデル。水深50mまでの近海であれば、場所を選ばずに使用できます。左利きの方は『1501HG』になります。
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オシアジガー2000NR-PG
200g以上のジグを操作するなら、こちらのタイプがおすすめ。PG(パワーギア)にすることで、重いジグや大型青物の強烈な引きに対抗。大型青物や中深海スロージギングを視野に入れたモデルです。左利きの方は『2001NR-PG』になります。
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トリウム1500HG
スロージギング初心者向けに販売されている、シマノのベイトリール。スロージギングの基本性能を装備しながらも、2万円程度で購入できるコスパ抜群のジギングリールです。近海スロージギングやライトジギングでなら、この1台で遊び尽くすことができます。
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ソルティガIC300H-SJ(ダイワ)
2021年に登場した、ダイワの最上位機種モデル。水深が表示されるカウンター付きのタイプです。オシアジガーにも劣らない最強スペックで、あらゆる大物と渡り合うことができます。「シマノよりもダイワ派!」という方は、ぜひその使い心地を体感してみてください。左利きの方は『300HL-SJ』となります。
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キャタリナ15H-SJ(ダイワ)
黒を基調としたシックなデザインで、ダイワから販売されている人気モデル。スペック的には、前ソルティガを引き継いだ構造に。「ライトジギングとスロージギングを両立させたい!」と考えている方は、積極的に使用してみてください。左利きの方は『15HL-SJ』になります。
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スロージギングリールをメーカーから探す
スロージギングリールをメーカー別にまとめてあります。お好きなメーカからお探しください。
『シマノから探す』
『ダイワから探す』
スロージギングリールに妥協は厳禁!
スロージギングは、オフショアフィッシングの中でも、大変ハードなジャンルになります。

スロージギングでは、200gを超えるようなジグを、四六時中ゴリゴリ巻き上げます。
シーバスを狙うキャスティングミノーが16~28gくらいだと考えると、その重量感は想像できるはず。
さらに、掛かってくる魚は、極小から特大サイズまで様々!
それを船の真下から巻き上げるには、強靭なギアシステムとギアの質が求められます。
ココがポイント
スロージギングリールに求められるスペックは、超一級品のものに限られてしまいます。
スロージギングを始めるなら、リールに値段が張ってしまうことは覚悟しましょう。
しかし、長期的な目で見れば、必ず値段に応じたメリットがあるので安心してください。
スロージギングに求められるスペック
チェックリスト
- 堅牢なベイトリール
- 最大ドラグ力7kg以上
- 巻き上げ量が90cm以上
スロージギング専用リールの必須条件は上記の3点です。
堅牢なベイトリール
スロージギングの専用リールに、スピニングリールは存在しません。
必ず、ベイトリールを使用することになります。
スピニングタックルでスロージギングをすることに、ほとんどメリットがないからです。
- スロージギングを本格的に始めたい
- スロージギングで根魚を釣りたい
とお考えであれば、スロージギング専用タックルの購入を奨励します。
最大ドラグ力7㎏以上
最大ドラグ力は、最低7kg以上は欲しいところ。
スロージギングでは小型回遊魚から大型根魚、大型青物など幅広い魚種が狙えます。
最大ドラグ力が大きければ大きいほど、汎用性が高くなります。
巻き上げ量が90cm以上
ハンドル1回転の巻き上げ量にもこだわってください。
最低でも90cm、できれば95cm以上が理想。
スロージギングは、1ピッチ1ジャークが基本に、ジグを大きく飛ばすこともあります。
また、魚の活性に合わせて、飛ばす幅を小さくすることもあります。
1/2ピッチや1/4ピッチで、ジグの飛ばす幅をコントロールするのが、スロージギングのスタイルです。
格安のスロージギングリールは大損?

新品2万円以下で購入できるベイトリールに、スロージギング専用リールはありません。
スロージギングリールに求められる条件は、かなり高いからです。
これらのハードルを満たしているリールは、どれも最新技術を搭載したもの。
当然かもしれませんが、良い機能を搭載したリールは、自然と値段も上がるもの。
スロージギングリールは、値段が高ければ高いほど、その性能は優れています。
2万円を下回るスロジギリールがあれば、先ほど挙げた条件を満たしているか注意してください。1度の使用で、リールのごろつきが出たりします。