中深海スロージギングでは、水深200〜350Mのレンジを攻めることが多くなります。
ターゲットは「アカムツ」「クロムツ」「マダラ」といった、超々が付く高級魚です。
これらのターゲットは、底付近でバイトしてきます。
中深海スロージギングでは、ジグの正確な底どりが大事になるんですね。
ジグの正確な底どりには、超ヘビーなジグを使うのが有利です。
ただ、一般的なスロー系ジグの主成分は鉛です。
近海スロージギングであれば、鉛のスロー系ジグで十分なのですが、中深海スロージギングではタングステン製のジグを使用することもあります。
タングステン製のジグは、なかなか馴染みが薄いですよね?
このページでは、タングステン製ジグの扱い方と、ダイワのソルティガTGベイト・ロジーがおすすめできる理由を解説しています。
中深海スロージギングを本格的に取り組みたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
タングステンジグとは?
タングステンとは金属の一種で、鉛よりも比重の重い物質となっています。
同じ重さの鉛とタングステンを比べた場合、タングステンの方が鉛よりも沈む速度が速いのが特徴です。
つまりタングステンジグとは、スピードフォールに特化したジグとなっています。
どんなに複雑な潮が絡み合っていても、海底まで一直線に沈んでくれるのが特徴です。
ソルティガTGベイト ロジーとは?
「潮が速くて着底がわからない」といった、鉛ジグでは入りにくい潮に遭遇することもあると思います。
そんな場面で威力を発揮するのが、ダイワから販売されているソルティガTGベイト・ロジーです。
アカムツの英名”ROSY SEABASS”より命名されたタングステンジグ。比重17の高比重タングステン素材が、圧倒的なハイスピードフォールを実現。いち早くポイントに到達させ、エリアを外さず一気に勝負を掛けることができる。特に二枚潮などでもストレスを感じることなく中深海を攻略できるスローピッチジャーク対応モデル。ジャークアクションもフォールアクションも共に誘い続けるセミロングタイプ。
(参照:ダイワ公式HP)
- 鉛よりも比重の重いタングステンジグ
- スティック型のスリム形状
から生み出される圧倒的なフォールスピードが魅力です。
ソルティガTGベイト ロジーの使い方
ソルティガTGベイト・ロジーは、中深海スロージギングのパイロットジグにおすすめです。
つまり、その日の1投目で使用するジグですね。
エサの少ない中深海で暮らす生き物は、捕食場面を決して逃しません。
なので、だれよりも早くジグを海底へ到達させるのもテクニックの一つです。
ソルティガTGベイト・ロジーは、周りの同船者よりも速い着底が可能となりますす。
さらに、スティック形状のジグにもかかわらず、ソルティガTGベイト・ロジーはフォールアクションの際にしっかりと横を見てくれるのが特徴です。
「着底までのフリーフォールは素早く、アクションの際のテンションフォールは遅い」というのが、ソルティガTGベイト・ロジーの大きな武器。
- その日の潮の状況
- 魚の活性
- 海底の形状
を把握するためのパイロットジグとして、これ以上ないジグに仕上がっています。
タングステン製なので値段は少し高いですが、1本でいいのでジグバッグに忍ばせておくと、中深海スロージギングの引き出しが増えると思います。
ソルティガTGベイト ロジーのラインナップ
ソルティガTGベイト・ロジーの重さは、260gと330gの2種類です。
まさに、中深海スロージギングスペシャルモデルと言えますね。
カラーは、あなたの好みで選ぶといいでしょう。
カラー | サイズ(g) |
オレンジゼブラグロー | 260 / 330 |
ライムゼブラグロー | 260 / 330 |
ゼブラグロー | 260 / 330 |
ディープゼブラグロー | 260 / 330 |
ブルピンゼブラ | 260 / 330 |