深海ジギングでは、しゃくってもジグは動かないのが前提。
攻略の基本は大きなジャークとフォールの繰り返し。
時にはロングフォールも加えて、ボトムをねちねち探っていくことになります。
深海でのジギングでは、タックルも非常に限られてきます。
現在、深海スロージギングの開拓を進めているのが、「シマノ」「ディープライナー」「シーフロアコントロール」の3メーカー。
これらのメーカーの「ロッド」「リール」「ライン」「ジグ」を組み合わせて、タックル整備をしていく必要があります。
シマノのタックルで深海ジギング
オシアジガーインフィニティ61-10
B61-10は水深1000mを想定した、アブラボウズやベニアコウを捕獲するためだけに作られたスペシャルモデル。
1000gを超えるジグでも、しっかりとリフトすることができます。
強靭な棒のように感じる10番パワーですが、実際はムチっとしたインフィニティの良さと、強靭な粘りを持つロッドです。
オシアジガー4000
オシアジガーに、新たにラインナップされた最新モデル。
実は、ここがタックルの最重要部位になります。
深海ジギングというとは超ヘビーなジグを操るため、ロッドに目が行きがちですが、実は体力的にモロに来るのがリールです。
1. 十分なラインキャパシティ
2. 圧倒的な巻き上げパワー
3. 本体とハンドルの剛性
これらの3点を克服したのが、オシアジガー4000です。
PE3号を1200m巻けるキャパシティ、インフィニティドライブ、HGANEボディなどが、過酷な深海スロージギングをフォロー。
魚を掛けてからはもちろん、ラインの回収もすごく楽になります。
オシアジガーMX4
深海スロージギングでは、極端に伸びの少ないラインが必要となります。
シマノからはオシアジガーMX4が発売されており、その伸縮率は驚異の3%以下。
ライン強度はPE2.5号~3号が、大物をとれるギリギリのライン強度。
ベニアコウとアブラボウズは、同じようなポイントに潜んでいるので、事前に船長と打ち合わせをしておくことも大切です。