ジギングに挑戦する際には、スピニングタックルから入るアングラーが多いのではないでしょうか。
[chat face="ひとり.jpg" name="ジギングマニア" align="left" border="blue" bg="none" style="maru"]私もジギングを始めたときは、スピニングタックルでしたよ。[/chat]
ジギング入門者にはスピニングロッドをオススメしていますが、船上でたまに目にするベイトロッドを使用したアングラー。
間違いなく、ジギングのエキスパート勢です。
[chat face="man1" name="" align="left" border="gray" bg="none" style=""]じゃあ、ベイトロッドのジギングは難しいの?[/chat]
ベイトロッドのジギングは、決して難しいわけではなく、誰にでも扱えるロッドです。
大事なのは、ベイトロッドを使用する理由。
スピニングロッドでのジギングに慣れてきたら、ぜひ挑戦してほしいのがベイトロッドでのジギングです。
このページでは、ジギングでベイトロッドを使用する理由と、そのメリットを解説していきます。
ジギングの玄人ベイトロッドを使用する?
青物を狙ったジギングでは、スピニングリールを使用するのが一般的ですよね。
「ブリ」「ヒラマサ」「カンパチ」と呼ばれる青物御三家は、ジグの大きなスライドアクションが大好きです。
ジグの大きなスライドアクションを出すには、固くて反発力のあるジギングロッドと、「ハンドル1回転あたりのPEラインの巻き上げ量」の多いスピニングリールが最適です。
しかし、中にはベイトロッドを好む「ジギングエキスパート勢」もいます。
ジギングにある程度慣れてくると、スピニングリールに限界を感じてしまんですね。
ベイトロッドの使用で、さらにジギングの幅が広がることもあります。
ベイトロッドのメリット
スピニングロッドでは不可能だった「スロージギング」が可能になります。
スロージギングでは、フォール主体のジギングになるので、海底付近の根魚やフラットフィッシュなどもターゲットになってきます。
一気に、ジギングの幅が広がるんですね。
また、ベイトロッドのスロージギングは、青物にも有効。
食いの渋いときには、スピニングロッドのハイピッチジギングよりも、ベイトロッドのスロージギングの方が可能性がグンとアップ。
もちろん、ベイトロッドでのハイピッチジギングも可能です。
ベイトロッドのデメリット
ベイトロッドのデメリットは、ドテラ流しに弱いこと。
ドテラ流しとは、船のエンジンを止め、風と潮の流れによって、船を横に流していくスタイルです。
ジグを投入した位置から、船はどんどん流されていきます。
ジグとロッドの距離が離れてしまうと、ラインは横に入っていきますよね。
すると、ジグを動かすために「ロッドの振り幅」と「リールの巻き取り量」が大きい方が有利になってきます。
この点に関しては、ベイトタックルよりもスピニングタックルでのジギングが大優勢です。
ベイトロッドは、ジグのフォールを演出することに優れていても、ジグのスライドアクションは苦手なんですね。
ベイトロッドはジギングのエキスパート向け
ベイトロッドのジギングでは、「スローピッチでのジギング」と「ハイピッチでのジギング」が可能となります。
つまり、どちらの分野にも精通しているアングラーが扱えるロッドなのです。
ただ、扱うのが極端に難しい方言うと、そんなことはありません。
ある程度ジギングに慣れていれば、すぐに扱えるロッドですので気軽に挑戦してみてください。
あなたのジギングスキルが、グーンとアップしますよ。
ジギングにおすすめのベイトロッド5選
ジギングで使用するベイトロッドは、大型魚の突っ込みにも耐えられるバッドが必要です。
番手の選び方は、使用するジグ重さに対応したものを選んでください。
オシアジガー∞(モーティブ)B610-4(ジギング)
シマノから発売されているエキスパートモデル。「ジグウエイト160~380g」とあらゆるジグに適合。このロッド1本で、あらゆる海況で本格的なジギングが楽しめます。
キャタリナBJ エアーポータブル63XXHB(ダイワ)
飛行機に積める規格サイズになっています。遠征で大物を狙いたいときにオススメです。
マスタービルド S55H(テイルウォーク)
5.5ftのショートレングスモデル。短いので、100mを超える深場や10kgを超える超大型魚にも対応しています。
ソルティステージ SJC-63/180-KRSJ(アブガルシア)
スロージギングにも対応したエントリーモデル。価格は19000円前後なので、ジギング初心者やサブタックルにおすすめです。