はじめに
シマノから販売されているスロージギングリールは、上位機種から順に、下記のようにラインナップされています。
『オシアジガー』は、大型の青物を狙うスロージギングに必須のアイテム。
ハイギアの巻き速度を活かせば、ハイピッチなアクションを多用しながらアプローチが可能。
また、ローギアモデルもラインナップされているので、圧倒的なトルクを活かしたマグロ類を狙うジギングにも使用することができます。
こんなひとにオススメ!
オシアジガーは「圧倒的な使い心地」と「超実践的なスペック」で、スロージギング中級者~上級者まで幅広く使われています。
ドラグの滑りが滑らかでラインブレイクを防いでくれるので、細いPEラインを使用したスリリングなゲームも楽しめます。
\ 初めてのスロージギングに! /
オシアジガーの特徴
- パワーモデル型のロングハンドル
- スプールの交換が可能
- パワフルで軽い巻き心地を追求
- マイクロモジュールギアの搭載

スロージギングでは、小型根魚から超大型青物まで様々な魚がヒットしてきます。
中途半端なリールでは、あっという間に根にまかれたり、周りのアングラーとのライントラブルの原因にもなります。
オシアジガーは、滑らかな巻き心地と圧倒的なトルクが持ち味。
スロージギングにおいて、絶対に魚に主導権を握らせません。
パワーモデル型のロングハンドル
オシアジガーはハンドルが長めに作られており、さらにノブの形もロング型のパワーハンドルに設計されています。
遠心力を最大限に生かすことによって、アングラーのパワーがハンドルに伝わりやすくなっているんです。
スプールの交換が可能
2017年に発売されたオシアジガーで可能になったシステムです。
スプール交換ができるメリットは、1台のリールで様々なジギングが楽しめること。
具体的な使用方法は以下の通り。
事前に、2つのスプールを用意する必要があります。
用意するもの
- 1.5号のライン800mを巻いたスプール
- 4.0号のライン300mを巻いたスプール
上記のスプールを準備すれば、いちいちラインを巻き替える必要もなく、用途に合わせてスプールを交換することが可能。
高価なリールを2台買うことなく、例えば「オシアジガー2000NR-HG」1台で、近海ジギングと中深海ジギングを両方楽しむこともできます。

パワフルで軽い巻き心地を追求
最新ギアシステム「インフィニティドライブ」によって、回転抵抗が最小限に抑えられています。
我々がどこまでこの数字を体感できるかは別として、巻き抵抗は非常に軽くなっています。
購入前に、実際に店頭で巻いてみてください。
マイクロモジュールギアが搭載
オシアジガーには、「マイクロモジュールギア」が搭載されています。
ギアの歯を極限まで細かくし、巻き心地の滑らかさを極限まで追求したマイクロモジュールギア。
このマイクロモジュールギアは、従来までオシアコンクエストの専売特許のようなものでした。
2017年の改良によって、オシアジガーでも極限の巻き心地を体感することができるようになっています。
オシアジガーを買って損をしない?
オシアジガーは、スロージギング専用リールの最高傑作。
シマノの最新技術を盛り込んでいるんで、機能的には不満を持つ人はいません。
あえて疑問を上げると下記の通り。
- 値段が高いのでは?
- マイクロモジュールギアって必要?
値段が高いのでは?
オシアジガーの販売価格は、4万3000円~4万5000円くらいです(送料によっては、これより高くなることもあります)。
「17オシアジガー」が出る前までは、この値段で旧オシアジガーが販売されていました。
値段が高いというわけではなく、「シマノの最上位機種はこの値段!」ってことなんでしょう。

これらのリールは、50kgオーバーの超巨大モンスターにも対応したリールですので、一般的なスロージギングには必要ありません。
マイクロモジュールギアって必要?
マイクロモジュールギアは、究極の巻き心地を楽しむのです。
正直、自己満足の世界でもあります。
飛行機で例えるなら、「エコノミークラスで節約する」か「ビジネスクラスで徹底的に快適な旅を求める」かの違いです。
マイクロモジュールギアを搭載したオシアジガーは、徹底的にスロージギングの面白さを追求しています。
オシアジガーの口コミと評判
来たぞーこれぞオオカミの遠吠え
シマアジオオカミ
104cm14.44㎏
スローにてゲット
スペック
ロッド:スロージャーカー5oz
リール:オシアジガー2000pg
Pe:3号
リーダー:18号
ルアー:シーフロアコントロールアビス230g
フック:jamフック0/5
おめでとうございました
やりとり完璧。素晴らしい個体 pic.twitter.com/0VH2pcneXs— 神津島 第三重郎平丸 (@kizukucan) May 11, 2021
『オシアジガー2000 PG購入!』
これででかいの釣るぞー!!! pic.twitter.com/7hZyRTnyy7
— あっきー☆@釣りfantasy (@akira_fantasy) March 15, 2021
予約してたオシアジガー1501XGキタァァ ԅ(´ิϖ´ิԅ)
1.5号巻いてみた〜
嬉ショーーン
カッチョよ〜ぃぃ
エヘエヘԅ(´ิϖ´ิԅ)アフアフ
マルチフロー-3用にするん。 pic.twitter.com/ppLEKd9jMY— メシ (@zxcvbnmdat) October 11, 2021
実際のインプレッション

巻き心地が軽やかで、ハンドルも長く、ハイギア独特の巻き重りを感じません。
長めのロッドでしっかりジグを持ち上げても、ラインの巻き取りが速く、横を向いてフォールし始めた直後のアタリもしっかり掛けにいけます。
ただ巻きでも使用すると、わずかな潮の変化もキャッチ。
微妙な負荷の違いから、潮の状況を把握できる感度の高さが実感できます。
意外とコンパクトサイズで握りやすく、パワーロスの無いファイトが可能なリールです。
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オシアジガーのラインナップ
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き上げ量(1回転) | PE糸巻き量(号/m) |
1000HG | 6:4 | 7.0kg | 97cm | 2/300, 2.5/230, 3/200 |
1500PG | 5:1 | 7.5kg | 78cm | 2/500, 2.5/400, 3/320 |
1500HG | 6:4 | 7.0kg | 97cm | 2/500, 2.5/400, 3/320 |
2000PG | 5:1 | 10.0 | 96cm | 3/400, 4/300, 5/230 |
2000HG | 6:2 | 10.0 | 117cm | 3/400, 4/300, 5/230 |
スロージギングで奨励しているスペックは以下の通り。
- 最大ドラグ力5kg以上
- ハンドル1回転85cm以上
オシアジガーは、どのモデルも「最大ドラグ力」と「ハンドル1回転の巻き上げ量」をクリアしています。
スロージギングで使用するオシアジガーは1500番と2000番が主流となります。
さらに詳しく
オシアジガー1500PG
- ギア比:5:1
- 最大ドラグ力:7.5kg
- 巻き上げ量:78cm
- PE糸巻き量:2/500m, 2.5/400m
巻き上げパワーに特化した、近海スロージギング対応モデル。小さなスライドアクションで魚を誘うならこのモデルがオススメ。
オシアジガー1500HG

- ギア比:6:4
- 最大ドラグ力:7.0kg
- 巻き上げ量:97cm
- PE糸巻き量:2/500m, 2.5/400m
初めてオシアジガーを買うなら、1500HGが圧倒的におすすめ。スロージギングの基本とも言えるワンピッチジャークを得意とし、5kgくらいのヒラマサでも主導権を与えません。
オシアジガー2000NRPG
- ギア比:5:1
- 最大ドラグ力:10.0kg
- 巻き上げ量:96cm
- PE糸巻き量:3/400m, 4/300m
水深100mを超える中深海スロージギングや、大型カンパチ&キハダマグロに対応。ハンドル1回転当たりの糸巻き量を保ちつつ、圧倒的なリーリングパワーで魚に主導権を与えません。
オシアジガー2000NRHG
- ギア比:6:2
- 最大ドラグ力:10.0kg
- 巻き上げ量:117cm
- PE糸巻き量:3/400m, 4/300m
近海から中深海スロージギングまで対応した万能型ベイトリール。ハンドル1回転当たりのライン回収量が秀逸で、大型カンパチやヒラマサを素早く根から引きはがすのに最適です。
カスタマイズすると◎

ハンドルのノブだけなら、2000円程度で購入が可能です。
巻取りのトルクが上がるだけでなく、見た目も一気に高級感が漂います。
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