タチウオジギング専用ジグは様々なメーカーから様々な形のものが発売されており、それぞれのジグには開発者側からのコンセプトがあります。
購入する前にしっかり理解して、実際の現場で効率良くルアーローテーションをできるようにしましょう。
タチウオ専用ジグのアクション
タチウオには青物ほどの遊泳力はありませんので、基本的にはショートピッチジャークに対応した動きの抑えることができるジグが必要になります。
タチウオジグのジャーク時の動き方については、各メーカーが試行錯誤を繰り返していてこだわりの強いジグが多いですので、動きをよく理解してから購入するようにしましょう。
またタチウオジギングはフォールでのバイトも多い釣りですので、フォール時のアピールについても1つ1つのジグを理解してあげてください。
同じような種類の動きをするジグを何種類も買うのではなく、動き方のコンセプトが明らかに異なったものを複数用意しておくと、釣り場で何かしらハマってくれる可能性が高いです。
タチウオ専用ジグの重さ
基本的には100g~200gくらいの範囲で十分です。
しかし地域によって海流の速さや攻めるレンジも全く異なりますので、前もって船長に確認してください。
タチウオジギングは深場を攻めることも多々ありますので、周りと重さが違うとお祭りの原因にもなりますので、しっかりと船長の指示は順守しましょう。
タチウオ専用ジグの色
タチウオジグの色は千差万別で様々な種類のカラーが発売されています。
基本的に紫やオレンジ、ピンク、赤といった蛍光色が好まれると言われていますが、その日の状況によって色の好みは全く違いますので、現場に出てその日の状況を的確に把握しましょう。
同じルアーでもすぐ隣の人のカラーは入れ食いなのに、自分のカラーは...なんてこともざらにあるくらいタチウオは色に敏感で選り好みの激しい魚です。
しかし、すべての色を買いそろえていては予算にも限界がありますので、大きく蛍光色と自然色のジグに分けて準備してみてはいかがでしょうか。
【2021年】タチウオジギングにおすすめのジグ
ブランカ
ヨーヅリから発売されているタチウオ専用ジグのブランカ。
東京湾で多くのアングラーに愛用されています。
ワンピッチジャークからフリーフォールでも喰ってくる汎用性の高いジグでカラーも豊富。
それでいてリーズナブルなジグなので何も知識がないのであればまずは手に取ってみてください。
メタルフリッカー
マリアから発売されているメタルフリッカー。
センターバランスのジグで癖のないジグでショートワンピッチで快適にしゃくれます。
ブランカ同様リーズナブルなジグで、ショートワンピッチでの誘いであればタチウオからの反応にも不満は無いはずです。
私のメインルアーにもなっていて、ずばりコストパフォーマンスに非常に優れているジグです。
団長ジグ
知る人ぞ知る四国産地のご当地ジグ。
このジグ最大の特徴はただ巻きのSTOP&GOでタチウオのレスポンスが得られる変態ジグです。
潮の緩慢にとらわれず自らウォブリングアクションを生んでくれるので、潮止まりのタイミングや手詰まりの時に使用してみてはいかがでしょうか。