スーパーライトジギングでは、4000番台のスピニングリールを奨励しています。
浅い水深で広範囲を探るために、スピニングロッドでキャスティングをする必要があるからです。
また、SLJ中級者以上の方は、HGとPGの選び方も気にしてみましょう。
4000番SLJリールおすすめの使い方
4000番のSLJリールはラインキャパが大きいので、PEライン1.0号以上を使って大型の青物を狙うことができます。
番手が大きい分、剛性も高くなりドラグ性能もUPするのでやり取りが楽になるでしょう。
オールマイティに使える番手ですので初めの1台に最適です。
また、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が大きくなるため、スピードを生かしたアプローチが可能となります。
ジグを飛ばして活性の高い青物を狙うときに活躍します。
ハンドルの長さも3000番に比べて長いため、テコ原理によって楽に巻き上げることができます。
4000番SLJリールの向かない釣り
4000番のSLJリールはラインキャパが豊富ですので、0.8号以下のPEラインを使った小物釣りには適しません。
また、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が多いため、イサキやタチウオのようにスローなアプローチで食わせる釣りは苦手です。
ギア比を落として巻上速度を調整する必要があります。
特にイサキ釣りでは細いラインで水深30m以内を探ることが多いので、無駄に大きいリールと感じることがあるでしょう。
汎用性の高い番手ですが、小物をスローなアプローチを行う場合は3000番の方が適しています。
１万円台の4000番SLJリール
21カルディアLT4000-CXH
ダイワから販売されている青物狙いにおすすめのスピニングリール。
１万円の価格帯の価格帯でありながら、水の抵抗が大きいジグや、50ｇを超えるヘビージグの操作にも対応。
ドラグ性能も非常に高く、５㎏を超える大型の青物に対しても、ドラグを滑らせながら強引なファイトで寄せる事が可能です。
- ギア比：6:2
- 自重：230ｇ
- ドラグ力：MAX12kg
- 巻き上げ量：99cm（ハンドル１回転）
- PE糸巻き量：1.2号-310m, 1.5号-200m
２万円台の4000番SLJリール
23ストラディック4000MHG
シマノが販売している、青物ジギングに最適なハイギア搭載のスピニングリール。
２万円の価格帯で、実践型のミドルクラスのリールです。
巻き心地が軽くなるインフィニティドライブを搭載しているため、ハイエンドクラスに近い使用感を味わえます。
- ギア比：5:7
- 自重：275g
- ドラグ力：MAX11kg
- 巻き上げ量：93cm
- PE糸巻き量：1.2号-250m, 1.5号-200m
４万円台の4000番SLJリール
24ツインパワー4000MHG
お馴染みの「インフィニティドライブ」を使用することで、抜群の巻き心地とトルクを保持。
従来の「X-SHIP」構造よりも、高次元の巻き心地とトルクを実現しています。
最新の金属製ローターを使用し、下位機種にはない剛性と耐久性を完備。
さらに「ヒートシンクドラグ」を導入し、ファイト中のドラグ力の低下を防いでくれます。
- ギア比：5:7
- 自重：260g
- ドラグ力：MAX11kg
- 巻き上げ量：93cm（ハンドル１回転）
- PE糸巻き量：1.2号-250m, 1.5号-200m
24セルテートLT4000-CXH
ダイワから販売されている上位機種に相当する中型スピニングリール。
「LTコンセプト」とダイワオリジナルの「モノコックボディ」を組み合わせで、軽さと丈夫さを手に入れています。
小さく軽く作られているので、軽量なジグを使ったライトショアジギングでの使用も可能です。
- ギア比：6:2
- 自重：235g
- 巻取り：99cm
- 最大ドラグ力：12kg
- PEライン：1.5号-200m