オフショアキャスティングの定番とも言える『シイラキャスティングゲーム』。
圧倒的な遊泳力で、アングラーのタックルを縦横無尽に引ったくります。
【疑問】初心者アングラーでもシイラは釣れるの?
実はシイラはすごく好奇心旺盛で、一度スイッチが入ると一つのルアーに複数でアタックしてくることも。
基本的には、浮遊物の周りやパヤオ周りを探ることが多いので、正確なキャスティングさえできれば誰でも釣れます。
【困った】船の上で正確なキャスティングなんてできないよ〜
と、いう方でも大丈夫!
始めは、だれもが初心者です。
シイラキャスティングは、難しいルアーアクションも必要ないので、オフショアフィッシング初心者にこそおすすめの釣りです。
正しいロッドを選んで、正しいキャスティングの知識があれば、あとは実践するのみ!
2〜3時間程度で慣れてくるはずです。
このページでは、シイラ専用のキャスティングロッドの選び方と、おすすめのキャスティングロッドを紹介します。
これから、「シイラキャスティングに挑戦する人」や「オフショアで大物を釣ってみたい人」は、ぜひ参考にしてみてください。
シイラ専用キャスティングロッドの選び方
シイラのキャスティングゲームでは、専用のオフショアキャスティングロッドを使用します。
扱いやすい長さは6.5〜7フィートくらい。
短いほど操作性がよくコントロールしやすいですが、シイラのサイズによってはパワー不足で苦労するかもしれません。
アングラーの技術と体力のバランスが大切になります。
キャスティング技術に自信のある人や、沖縄の特大シイラに挑戦する人は、8ft前後のキャスティングロッドにしましょう。
また、シイラのキャスティングゲームでは、40g〜60gくらいのルアーを多用します。
2〜3号のPEラインに対応したモデルがおすすめです。
【注意】アングラーのパワーや、風向きと風の強さによってバラツキがあります。
おすすめのシイラキャスティングロッド
シイラキャスティング初心者〜中級者におすすめ!
シイラキャスティングの経験が浅いのであれば、7ft〜7.5ftのレングスが扱いやすいモデルです。
短すぎないレングスで、大型シイラがヒットしてもパワー負けしないラインナップとなっています。
グラップラータイプC S710ML
シマノから発売されているオフショア専用のキャスティングロッド。
7.1ftのレングスは、初心者でも扱いやすい長さです。
MLタイプのキャスティングロッドで、中型〜大型のシイラでも安心してファイトが可能となっています。
持ち運びに便利な3ピースモデルなので、近海・遠征問わず、オフショアキャスティングを楽しんで下さい。
ブラストC71MLS・V
近海オフショアキャスティングのスタンダードモデル。
乗合船でのシイラやカツオをターゲットにしたキャスティングロッドです。
胴の間からのアンダーキャストでも振り切れるため、飛距離もしっかり確保することができます。
中型青物に使用される60gまでのペンシルやポッパー、シンペン、ジグミノ-、ジャークベイトまで幅広いルアーをカバー。
グリップ長をやや短めに設定することで、大型ルアーに反応しない魚もテクニカルな操作で攻略できます。
ジャイアントキリングGKC-73ML
オフショアキャスティングのセミロングロッド。
7.3ftのレングスなので、メータークラスの強烈なジャンプや引き込みにも、余裕を持ってファイトができます。
価格の安いメジャークラフトなので、コストパフォーマンス抜群のシイラ対応キャスティングロッドと呼べるでしょう。
アブガルシアOFOS-78M
オフショアキャスティングのエントリーモデル。
手頃な値段のロッドでも、スタイリッシュなデザインが際立つアプガルシアのロッドです。
もちろん、スペック的にも問題なし。
オーシャンフィールド専用リールと相性抜群!
合わせて使用できれば、よりクールなオフショアフィッシングを楽しむことができます。
操作性に優れたシイラキャスティングロッド
混雑した乗り合い船でも大丈夫!
アンダーキャストのしやすい7ftに絞り、操作性の良いシイラキャスティングロッドを選びました。
クロステージCRX-C70L
近海のキャスティングゲームにオススメのモデル。
ターゲットは、シイラやカツオ、サワラ、ワラサといった小~中型回遊魚がメインです。
7ftというショートレングスならではの操作性は、乗り合い船でのアンダーキャストでもしっかりと飛距離が稼げます。
SPRINTSTICK SSD 70M
混雑した船上での扱いがしやすい7ftレングス。
アンダーハンドでも投げやすいレギュラーテーパー設計で、60gまでのトップウォータープラグやシンペンに対応しています。
価格も非常に手頃なので、オフショアキャスティングゲームの最初の一本にもオススメです。
クレイジーオフショアキャストゲーム70M
シイラから大型青物まで対応。携帯性に優れるバットジョイント仕様。
安心のDPS18リールシートで、バットガイドは絡み防止のMN逆付け仕様。
オフショアでシイラやカツオ、中型青物のキャステイングゲームにカンタンにトライするならこの一本。
50gまでのプラグやジグに対応。「最初の一本」にオススメ!
遠投性に優れたシイラキャスティングロッド
気心知れた仲間内でのチャーター船におすすめ!
周りを気にせず、オーバーキャストしてください。
8ft前後のロングレングスの超遠投で、圧倒的な飛距離を稼ぎます。
キハダマグロやカツオのナブラ撃ちにも有効で、オフショアキャスティングのオールラウンドモデルとなっています。
グラップラータイプC S80M-3
グラップラーシリーズの本格派キャスティングモデル。
8ftレングスなので、近海・遠征を問わず、あらゆる状況でのキャスティングゲームが可能。
100gまでのルアーが背負えるので、風の強い日や突然現れるナブラ撃ちに最適です。
キャタリナC83MHS・E
近海オフショアキャスティングのハイグレードモデル。
飛距離の出せる8ftレングスなので、80g前後のトップウォータープラグをメインに、風の強い状況や遠いナブラ撃ちにも対応。
シイラに限らず、カツオやキハダマグロでも、タメを効かせた余裕のファイトが可能な、オフショアキャスティングの本格派ロッドです。
SPRINTSTICK SSD 80M
オフショアキャスティングに精通している『テイルウォーク』から販売されているロッド。
大型のシイラやキハダマグロでも、タメを効かせて浮かせるブランクと、キャスティングの際のトラブルを最小限に抑える、テイルウォークならではの技術が詰まっています。
携帯性に優れた3ピースモデル(P3)なので、遠征のサブロッドや電車・飛行機での移動で重宝できます。
8ftクラスのキャスティングロッドの中では、かなり手頃な価格です。
キャスティングロッドをメーカーから選ぶ
シイラ専用のキャスティングロッドって、実はありません。
オフショア専用のキャスティングロッドから、自分でスペックを確認して選ぶ必要があります。
オフショア専用のキャスティングロッドは、様々なメーカーから販売されています。
あなたの気になるメーカーからチェックしてみてください。
シマノから選ぶ
シマノのオフショア専用キャスティングロッドは、『グラップラータイプC』『オシアプラッガー』のシリーズが挙げられます。
シイラやカツオなどの中型青物を狙うのであれば、グラップラーのシリーズから選んでみましょう。
ダイワから選ぶ
ダイワのオフショア専用キャスティングロッドには、『ブラスト』『キャタリナ』『ソルティガ』などのシリーズが挙げられます。
それぞれのブランドによって、値段がだいぶ異なるのが特徴です。
シイラ専門で狙うのであれば、下位機種である『ブラスト』のシリーズから選びましょう。
メジャークラフトから選ぶ
メジャークラフトは、安い価格で手に入るのが特徴。
製品の品質も良いので、「コストパーフォーマンス抜群のメーカー!」と、釣り人の間では人気のメーカーです。
下位機種から順に『クロステージ』『ジャイアントキリング』と並んでおり、2万円前後のジャイアントキリングのシリーズがオススメです。